以前ある猫さんがお話してくれたことがありました。
「いつも伝えようとしてるんだけどね、お母さんは毎日忙しくて大変みたいだから なかなか気づいてくれないの」
人の言葉を話さない動物たちは思いを伝える手段として、さまざまな形で飼い主さんに気づいて欲しいとメッセージを送っています。
せっかくの動物さんと心を通わせる機会に、「飼い主さんに電話をかけているけれど、話し中。。。」
なんてとても残念に思いますので、セッション前にはどうぞ飼い主さんも心をオープンにして、どんなことも受け入れられる
ご準備をお願いしたいと思います。
アニマルコミュニケーションはお互いを理解し合うツールです。しかしながら必ずしも「話せば解る」、「話せばすべて治まる」など
アニマルコミュニケーションのみで解決できることばかりではありません。
例えば、動物たちのメッセージには「問題」と呼ばれる困った行動、
あるいは病気など自分の身を通して、飼い主さんご自身の生き方や心の深い部分のお話について
メッセージを送っていることが多いように感じます。
動物たちにとって問題行動・病状そのこと自体より、それを通して飼い主さんへ伝えたい
メッセージが大きいために、期待されていたような返事でないことや、時には信じがたく
受け入れにくいことがあるかも知れません。
実際に動物たちの想いの深さに驚かされることが多々あります。時間や月日を経て、「こういう事を言ってたんだな…」とやっと理解出来ることもあります。
でもどんな内容であったとしてもそれは「愛おしい大切な家族の気持ちを理解したい」
と言われる飼い主さんと同じように、飼い主さんやご家族様の幸せをただただ望んでいる、
動物さんの純粋な愛情以外何ものでもありません。
飼い主さんと動物さんがどう向き合われていくか、アニマルコミュニケーションを受けられたその後がとても重要だと思っています。
ご家族の問題は、愛情や努力、協力、時間など、飼い主さんご家族と動物さん、みなさんのチームワークが必要となりますことを
ご理解頂ければと思います。
1つの家族がチームなら、セッションでは飼い主さん、動物さん、コミュニケーターがチームだと私は考えています。
動物たちから受け取ったことを全てお伝えし、少しでもお役に立てますよう出来る限りの努力させて頂きます。
飼い主さんと動物さんの信頼関係が一層深まり、毎日がより穏やかで豊かなものになっていく。
アニマルコミュニケーションがそのお手伝いとなれば何より嬉しく思います。
3か月後、1年後…
人と動物さん、双方が
より充実した笑顔いっぱいの日々を送られますように。
人も動物も穏やかな気持ちで過ごせますように。
精一杯心を込めてお話させて頂きます。